園長のことば (2019.6月)

 記憶をさかのぼってみても、今年ほど毛虫が発生したことはないように思います。カラフルな毛虫が圧倒的に多く、黒色の毛虫がそのなかにぽつんぽつんと混じっています。カラフルな毛虫をよく見れば、エリックカールの「はらぺこあおむし」に見えなくもなく、可愛いような気がしなくもありません。そこで、毛虫を何匹か飼って、蛾になるまでの様子を観察すれば、たのしいのではないかと思ったりしていました。   それが先日、私の首に何かがいるような感触があり、手ではらうと、黒色の毛虫がポトリと落ちてきたではありませんか。卒倒しそうになりました。おかげで毛虫を飼育観察してみようという気も失せてしまいました。先生たちはほっとしていることでしょう。しかし、カラフルで可愛らしく見えなくもないのに嫌われる毛虫って不憫なような気もします。ダンゴムシは人気なのに!
 今年は、毛虫が大量発生しているだけでなく、ハエが巨大化しているような気もします。アリも活動的な気がします。気のせいなのかもしれませんが、なんとなく自然災害の予兆のような気がしなくもありません。
 そういえば、先日の園内研修会での子どもたちの様子も活発で、活動的に見えました。今回は、0.1.2歳の保育を見ていただいたのですが、おひるごはんの準備の時のことです。ある2歳児さんがとても嬉しそうな表情で手をふりながらカープの歌を歌い始めました。すると、何人かの子がそれに合わせて同じように手をふりはじめました。すると、まだよだれかけをつけている1歳児のMくんが、その様子をちらりと見て、すました表情で同じように手をふりはじめたではないですか。その光景はじつに微笑ましいものでした。

 

 

園長のことば (2019.5月)

 暖かくなり、生き物が元気よく活動し始めたことがわかります。早朝、耳を澄ますとたくさんの鳥のさえずりが聞こえてきます。気持ちのよい朝だと思いたいのですが、黄砂や花粉の影響なのでしょう、なんとなく埃っぽく空も霞んでいるように感じられます。
 子どもたちは園庭で、いろいろな生き物を見つけて観察しています。捕まえた虫やカエルをうれしそうに見せにくる子もいます。玄関ホールのところで真剣な表情で図鑑と見比べている子もいます。そのような姿を見て至急虫取り網や観察用ケースを補充しておかなくてはと思い、ネットで注文しました。2.3日で届くだろうと思っていたのですが、いつまでたっても届きません。おかしいなと思い、ホームページで確認したところ、虫取り網は連休明け、観察用ケースに至っては5月末になると判明しました。でも、商品は発送済みになっているのです。もしかしたら海外から船便で来るのかなと思ったりもしたのですが、それにしては配送料もかかっていないので、???です。観察用ケースが届く頃には、興味の対象が他へ移っているかもしれないと思うと少々残念な気がします。
 いよいよ5月から元号が令和です。天皇陛下の代替わりです。昭和から平成へ変わった時のことをつい先日のように思うのですが、あれから30年経ったのですね。昭和生まれの私としては、昔の人になってしまったような気がします。園児から見れば、充分昔の人なのでしょう、ついさきほども「じいちゃん、これなあに?」と事務室へ入ってきた新入園児さんから尋ねられました。